学校法人町山学園
幼保連携型
認定こども園
まどか幼稚園

まどか幼稚園が大切にしていること

"子ども一人ひとりを主人公に、温かい保育を行う幼稚園です。"

 子どもたちが楽しみにし、楽しく過ごすところが幼稚園です。“喜んで登園する”ことは、入園から卒園まで園生活の基本となっています。

 その上で、私たち保育者は子どもたちを温かく受け入れることをベースに、子どもたちが生き生きとした園生活をおくれるようにカリキュラムを編成し、頑張ることや我慢することを含めて、いろいろな体験ができるような環境づくりを工夫しています。

 まどか幼稚園では「これをできるようにならなくてはならない」という画一的な目標は、あえて設定していません。運動にしても制作にしても、得意な子だけでなく苦手な子にも自信を持ってほしい、例え失敗することがあってもとびきりの笑顔で活動を楽しんでほしいと考えているからです。まどかの子どもたちは、日々の活動を通して「できた!」という喜びをたくさん味わっています。その喜びの積み重ねが、自己肯定感の高まりや、5つの教育目標の達成につながっていきます。みんながそれぞれの個性を発揮し、一人ひとりが主人公となって輝ける場所であるために、まどか幼稚園はこれからも温かい保育を行っていきます。

5つの教育目標

心身とも健康で元気な子

自分の心と体を大切にし自分以外の人の心と体も同じように大切にできる子

身近なものに興味を持つ子

自ら進んで活動ができる子

最後までやりぬく子

"「好きな遊び」と「学級・学年の活動」の連続性の大切さ"

 乳幼児期に特定の事柄だけを繰り返しても健やかに成長はしません。様々な経験を積む中で、生きる力の基礎を培うことが大切なのです。

 乳幼児期は遊びの経験を通して心も身体も急激に発達していきます。そこで乳幼児期は、自ら選んだ好きな遊びをじっくりと楽しむことが保障されなくてはなりません。

 しかし、遊びの好みは子どもによって異なります。遊びを子ども任せにするのではなく、保育者が一緒に関わることや、皆で行う学級・学年の活動にも力を入れています。

 「好きな遊び」と「学級・学年の活動」が相互に関わることで、子どもの経験はより豊かになります。

"肯定的な自己概念を形成するために"

 乳幼児期に遊びの中で「やった」「できた」といった達成経験や、「すごいね」「面白いね」といった他者からの肯定的な評価を得ることで有能感が芽生え肯定的な自己概念の形成に繋がります。一方で、失敗経験や否定的な評価を繰り返していれば無力感が生まれ否定的な自己概念の形成に繋がります。

 まどか幼稚園では「好きな遊び」や「学級・学年の活動」の内容や保育者の声かけ、子ども同士の関わりが肯定的な自己概念の形成に繋がるように配慮してまいります。